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病める無限の芸術の世界

芸術に言い訳する方法ばかり考えています。

これまでの現音美まとめ

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①Levinson, J. 1980. "What a musical work is." The Journal of Philosophy, 77(1), 5-28.[春休み]
②渡辺裕. 1996. 『西洋音楽演奏史論序説』春秋社. 第1章「音楽作品」概念の再検討[4/18]
③ナティエ, ジャン=ジャック. 1996. 『音楽記号学』足立美比古訳. 春秋社. 第2章:音楽の概念、第3章:音楽作品の概念[5/9]
④スモール, クリストファー. 2011. 『ミュージッキング――音楽は<行為>である』野澤豊一・西島千尋訳, 水声社. [5/23]
⑤参考文献表[6/20, 主催者が発表した参考文献]
⑥Meyer, L. B. 1956. Emotion and Meaning in Music. Chicago: University of Chicago Press. [7/24]
⑦Predelli, S. 1999. “Goodman and the Score.” The British journal of aesthetics, 39(2): 138-147.[8/7]
⑧Levinson, J. 1990. "Authentic Performance and Performance Means." in Music, Art, and Metaphysics, Oxford: Oxford University Press, 393-408.[8/21]
⑨Davies, S. 1999. "Rock versus Classical Music." The Journal of Aesthetics and Art Criticism, 57(2): 193-204.[8/28]
⑩Davies, S. 1990. "Violins or Viols?: A Reason to Fret." The Journal of Aesthetics and Art Criticism, 48(2): 147-151.[9/18]
⑪Kivy, P. 1983. "Platonism in Music." Grazer Philosophische Studien, 19: 109-129. [10/7, 10/21]
⑫Robinson, J. 1994. "The expression and arousal of emotion in music." Journal of Aesthetics and Art Criticism, 13-22.[11/11]

これまでこんな感じで行ってきています。
いきなりLevinson読んだためにちゃらい文献がいくつか並びましたが、存在論、オーセンティシティ、情動と概ねいい塩梅なんじゃないでしょうか。
存在論がやっぱり音楽の哲学の一大ジャンルなので、そこはもすこし掘り下げたいですね。
あと個別音楽(ロック、ジャズ、などなど)の美学ももう少しやりたいです。
個人的には、まだ2000年代に入ってないってのもいい感じだと思います。
議論を呼ぶ文献ならまだしも2000年(1995くらい)以降の論文はすごく読みやすいというイメージがあるので、議論の起こりとか転換をうまく飲み込もうとしてるのはいいことかと。

あと[げんだいの おんがくびがく べんきょうかい]という音節で選んだ名前だったんですが、これもいい感じだと思います。
やってることは完全に音楽の哲学(philosophy of music)だと思いますが、哲学という文字を避けることで人を呼びこもうという意図がありました。
実際1年生が多く入ってくれて嬉しい限りです。
音楽の哲学プロパーの人は日本にはほとんどいないのでそれが残念ですね。

後期までは月1-2回くらいのペースでまったり論文を読みますが、来年は書籍中心でやろうかなと思ってます。
まぁ多分これは僕が東京にいる限りずっと続く読書会なのでまったりやっていきます。

連絡先:keitoiwakiri[at]gmail.com
サイト:現代の音楽美学勉強会

*1ちなみに次回は11月11日18時30分開始 於東京藝術大学音楽学ゼミ室でやります。
文献は Robinson, J. 1994. "The expression and arousal of emotion in music." Journal of Aesthetics and Art Criticism, 13-22. です。
シュレーゲルとかハンスリックあたりまでのロマン主義とか何かしらの文献を読んだことがある人ならこの論文読んで学ぶことは大きいと思います。
音楽の情動論の必須文献です。

*1:宣伝です