読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

病める無限の芸術の世界

芸術に言い訳する方法ばかり考えています。

セオドア・グレイチック「音楽と情動」

Gracyk, T. 2013. On Music. NY: Routledge.Routledge から出てる Thinking in Action シリーズの音楽本。勉強会で読んでます。今回は第三章で、音楽と情動に関する章。 On Music (Thinking in Action) 作者: Theodore Gracyk 出版社/メーカー: Routledge 発…

セオドア・グレイチック「言葉と一緒に、言葉を離れて:理解して聴取する」

Gracyk, T. 2013. On Music. NY: Routledge.Routledge から出てる Thinking in Action シリーズの音楽本。勉強会で読んでます。今回は第二章で、音楽の理解に関する章。 On Music (Thinking in Action) 作者: Theodore Gracyk 出版社/メーカー: Routledge 発…

セオドア・グレイチック「耳に触れる以上のもの:音楽と芸術」

Gracyk, T. 2013. On Music. NY: Routledge.Routledgeから出てるThinking in Actionシリーズの音楽本。勉強会で読んでます。今回は第一章で、音楽の定義と音楽は芸術家という問題に関する章。 On Music (Thinking in Action) 作者: Theodore Gracyk 出版社/…

ジェロルド・レヴィンソン「音楽作品とは何か、再び」

Levinson, J. 2011/1990. "What a Musical Work Is, Again." In Music, Art, and Metaphysics, Oxford: Oxford University Press, 215-63. 長大な論文でした。分析美学にありがちな結論微修正系の論文。 Music, Art, and Metaphysics 作者: Jerrold Levinson…

個人的音楽哲学・音楽美学で翻訳して欲しい著作

最近翻訳について色々考えている。色んな翻訳を見ると色んな間違いがある。超越論的が超越的になってたり、直感的(ないし情感的、美的)が美学的になっていたりと、偉い文庫の翻訳でも色々ある。 けど、翻訳があるからその研究が捗るよなみたいなのは確実に…

SEP:音楽哲学 第一章「音楽とは何か?」

SEPのPhilosophy of Musicの中の1. What Is Music?の訳出です。これも1日1時間くらいでぼちぼち始めます(12/21)*1。眠れないのでやってたら終わりました(12/22)。 SEP:音楽哲学の訳出リストまとめ第一章:音楽とは何か?(ココ)第二章:音楽の存在論 *1:…

SEP:音楽哲学 第二章「音楽の存在論」

SEPのPhilosophy of Musicの中の2. Musical Ontologyの訳出です。1日1時間くらいやります(12/14)。終わりました(12/16)。更新(2017/03/16) SEP:音楽哲学の訳出リストまとめ第一章:音楽とは何か?第二章:音楽の存在論(ココ)

ジェニファー・ロビンソン「音楽における情動の表出と喚起」

Robinson, J. 1994. "The expression and arousal of emotion in music." Journal of Aesthetics and Art Criticism, 13-22. 音楽作品の情動に関して、これまでの議論を整理・批判し、新たな論をたてた古典的論文です。

音楽哲学の書籍まとめ

音楽哲学というのは(日本では)悲しい分野で、ここ30年くらいの英米哲学界隈(特に美学界隈)だとかなり大きく発展した分野にも関わらず、日本語で読めるまとまった書籍が存在しません。 強いてあげるなら『分析美学入門』くらいでしょうか。 ということで…

音楽美学と音楽哲学の違い

現代っ子なのでwikipediaをまず引きます。 音楽美学 - Wikipedia 音楽の哲学 - Wikipedia 音楽美学(おんがくびがく、英: Aesthetics of music)とは音楽に関する美学であり、音楽的な美を研究するものである。哲学的な領域だけを指す場合は音楽哲学とも呼ば…

これまでの現音美まとめ

①Levinson, J. 1980. "What a musical work is." The Journal of Philosophy, 77(1), 5-28.[春休み]②渡辺裕. 1996. 『西洋音楽演奏史論序説』春秋社. 第1章「音楽作品」概念の再検討[4/18]③ナティエ, ジャン=ジャック. 1996. 『音楽記号学』足立美比古…

ピーター・キヴィ「音楽におけるプラトン主義:ある種の擁護」

Kivy, P. 1983. "Platonism in Music." Grazer Philosophische Studien, 19: 109-129. ウォルハイム⇒ウォルターストーフと続いてきた芸術作品の存在論におけるタイプ説の系譜。 1980年のジェロルド・レヴィンソンの「音楽作品とは何か」で普遍者であるタイプ…

スティーブン・デイヴィス「ヴァイオリンかヴィオールか?フレットの理由」

Davies, S. 1990. "Violins or Viols?: A Reason to Fret." The Journal of Aesthetics and Art Criticism, 48(2): 147-151. レヴィンソンのオーセンティシティ論文(ジェロルド・レヴィンソン「真正な演奏と演奏手段」 - ertb)に対する反論論文

スティーブン・デイヴィス「ロック対クラシック」

Davies, S. 1999. "Rock versus Classical Music." The Journal of Aesthetics and Art Criticism, 57(2): 193-204. ロック音楽を鑑賞・評価する際には、異なる基準が必要なのかどうか検証した論文。ボー(Bruce Baugh)のロック論に変更と修正を加えていく。

ジェロルド・レヴィンソン「真正な演奏と演奏手段」

Levinson, Jerrold. 1990. "Authentic Performance and Performance Means." in Music, Art, and Metaphysics, Oxford: Oxford University Press, 393-408. Music, Art, and Metaphysics: Essays in Philosophical Aesthetics 作者: Jerrold Levinson 出版社…

リディア・ゲーア「音楽作品の唯名論的理論」

Goehr, Lydia. 2007. "A Nominalist Theory of Musical Works." In The Imaginary Museum of Musical Works*1. Oxford: OUP, 13-43. (ゲーア, リディア. 2013.「音楽作品の唯名論的理論」福中冬子訳. 『ニューミュジコロジー:音楽作品を「読む」批評理論』…

ステファノ・プレデリ「グッドマンと譜面」

Predelli, Stefano. 1999. “Goodman and the Score.” The British Journal of Aesthetics, 39(2): 138-147. グッドマンは記譜法(notation)に基いて音楽作品の同一性について語ったが、そのことはこれまで反直観的であると批判されてきた。 プレデリは、そ…

レナード・B・メイヤー『音楽における情動と意味』

Meyer, L. B. 1953. Emotion and Meaning in Music. Chicago: Chicago University Press.

渡辺裕『西洋音楽演奏史論序説』第一章

渡辺裕. 2001. 『西洋音楽演奏史論序説–ベートーヴェンピアノ・ソナタの演奏史研究-』春秋社, pp. 68-91. 第一章のみ

【編集中】SEP:音楽哲学(The philosophy of Music)

オンラインの哲学辞典といえば、インターネット哲学百科事典(IEP)とスタンフォード哲学辞典(SEP)の2つがある。 前者の方が入門的なのだけど、現代の音楽美学に関する網羅的な記事がないので*1、後者の中の音楽の哲学(The Philosophy of Music)の項を取り上げ…

ジェロルド・レヴィンソン「音楽作品とは何か」

Levinson, Jerrold. 1980. "What a musical work is." The Journal of Philosophy, 77(1): 5-28.

永岡都「音楽的意味の生成と音楽における感情の機能(1):L. B.マイヤーとP.キヴィによる音楽的感情の解釈をめぐって」

永岡都「音楽的意味の生成と音楽における感情の機能(1):L. B.マイヤーとP.キヴィによる音楽的感情の解釈をめぐって」(學苑, 765, 72-85, 2004-6)